患者さんの声

腰部脊柱管狭窄症(患者さんの声)

65歳(施術時)男性

 私は朝のラジオ体操と1時間のウォーキングが日課でした。また、ショッピングセンターへ行くと、本屋で立ち読みをしていました。ところが、あるときから立ち読みをしていると右の腰から足が痛み出し、なぜ痛むのか思い当たる原因がなく、痛みが出るとベンチで休み、痛みが解消するとまた読み始めていました。
 しかし、昨年の5月末頃から痛みがひどくなり、5分も立っていられなくなって、ベンチで休む時間が長くなりました。そのうち、立ち読みを始めるとすぐに痛みが出て、立っていられない状態になりました。
 ウォーキングも休み休みしていましたが、腰が痛む間隔が短くなり、できなくなってしまいました。それでも立っているより歩いている方が痛みは軽く、日常生活にはとくに支障はありませんでした。
 ところが、6月9日朝、ベッドから起きあがろうとしたら、右腰から右足親指の先まで、今まで経験したことがない激痛が一瞬走りました。その痛みが残存し続けている感覚で、しばらく横になっていました。立ち上がって歩こうとすると右足親指が麻痺しており、その部分は風船を踏むような感覚で、歩行が変な感じでした。何か大変なことが起きているように思われ、ベッドに横になっていると、腰のひねり具合で激痛が走り、またその激痛がやってくるのではないかとの恐怖感に襲われました。
 今まで腰痛で接骨院に通ったことはありましたが、この激痛は大変な事態で、様子を見ている場合ではないと思い、すぐに整形外科を受診し、レントゲンやMRI検査の結果「腰部脊柱管狭窄症」と診断されました。そしてこれは老化現象で、コルセットは筋力を低下させるため使用しないほうが良く、痛みが我慢できなくなり、歩行が困難になったら手術しかないが、完全に治らずに障害が残ることもあると言われました。
 現状では痛み止めで様子をみましょうとのことで、3種類の薬が処方されました。しかし、その薬を飲んでも、痛みは軽減されず、逆に胃の調子が悪くなり、1週間後の受診以降、通院、服薬ともやめました。ベッドに横になる生活で、激痛と激痛の恐怖感で途方に暮れ、死んだほうがましだと思うようになりました。
 そんなとき、千代田区に住む娘にすすめられ、7月11日、孫先生の治療を受けました。筋肉と骨を調整してくれるのですが、先生の手が触れる部位が痛くて、うめき声を出し続けていました。30分の治療が終わって先生に「歩いてみてください」と言われ、おそるおそる立ち上がって歩いてみると、あの激痛が嘘のようにピタリと止まり、普通に歩けたのです。
 その後、週に1度の治療を4回受けると、ラジオ体操や15分くらいのウォーキングができるようになり、本当に「先生の手は神様の手」だと不思議に思いました。しかしその秋、病気を忘れて庭の草取りをして痛みが再発してしまいましたが、また孫先生に治していただき、今では右足の親指の麻痺も軽減し、歩行時の違和感もなくなりました。
 みのもんたさんが私と同じ病気で、成功率70%の手術をされましたが、私は先生とのご縁で何のリスクもなく治していただき、本当に感謝しております。ありがとうございました。

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