50代男性 下田様
冬場、乾燥から右手の指先がひび割れし、そこからバイ菌が入ってしまった。手はみるみると腫れ上がって、一晩でシワも見当たらないくらいに、風船のようにパンパンになり、熱と痛みで、箸を持つことも、ペンを握ることも出来なくなった。翌日、外科に行き診察を受けると、蜂窩織炎と診断された。
蜂窩織炎とは、細菌によって感染する化膿性感染症で、最初かかった病院では抗生物質の点滴を毎回行った。通院した約4週間の間に10回ほど点滴を行ったが、手の腫れが多少引いた程度で、まだ本来の手の倍近い大きさで、指を曲げることも辛く、日常生活に支障がある状態は変わらない。普通の何でも無いことが出来ないもどかしさに加えて、手を使う仕事だったため、仕事にも支障をきたし、この先の事を考えると絶望的な気持ちになった。
そんな時に、母の薦めでこちらの東京中医学研究所を知り、来院した。驚いた事に、あんなに頻繁に通い10回の点滴をしても、ほとんど変化の無かった腫れ上がった手は、初回の孫先生の施術で、痛みが軽減し、はっきりと自覚出来る程に良くなっていた。
数日後の2度目の施術では、更に腫れが引き、目に見えて回復した。この2度目の施術の回復が一番大きな変化だった。その後も毎週通院する度に少しずつ回復が見られ、約2か月経った頃にはほとんど元の状態に近づいていた。
孫先生の施術は、触れられるとまるで手から気が出ているような感覚で、みるみる回復して行く自分の手を見ていて、自身の身体に何が起きているのか不思議でならなかった。
初回に孫先生の施術を受けた感動は、今でも忘れられない。外科に通院していても回復が見られなかった時のあの絶望的な気持ちから救ってくれた孫先生に心から感謝している。今は希望の光がさしている。