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孫維良(ソン・イリョウ)
1954年、中国・天津で生まれる。17歳のときに中国推拿名医の天津中医学院の胡秀章教授に師事し、内功点穴を学ぶ。天津中医学院を卒業後、同第一附属病院の推拿科医師になる。その傍ら、全国スポーツ大会のトレーナーやラジオ・テレビの健康番組を担当するなど幅広く活躍。87年に中華医学会会員になり、同年東京臨床中医学研究会の招きで来日。来日後は城西大学で推拿及び気功等を教え、国立リハビリセンターや各地の臨床家等を対象に推拿療法の講演を多数行う。さらに雑誌寄稿やテレビ出演により中医学の普及に努める。95年、東京中医学研究所を開設し、天津中医学院客員助教授として日中の医学交流にも積極的に取り組む。97年、臨床中医推拿塾を開講。2000年、日本文化振興会より社会文化功労賞受賞。
【主な著書】『中医正骨・推拿』『中医正骨実技』『実用推拿療法』『内科の推拿療法』(エンタプライズ)、『分筋・理筋推拿によるスポーツ障害の治療法』(医道の日本社)、『ひとりあんま』(ダイヤモンド社)、『漢方養生訓』(二玄社)など臨床家対象の著書の他、一般の人にもわかる中医学関連の著書多数。 |